こんにちは!自分を創り直している真っ最中の、アラフィフでバツ2のkaorunです。


「不幸にする親」という本をご存知ですか?


毒親を知りたいと「毒になる親」を買いに本屋さんに行った時に隣に置いてあったのが、「不幸になる親」でした。

パラパラとめくると「コントロール」という言葉がたくさん載っているし、裏表紙には毒になる親の解決編!と書かれてあるじゃないですか。

「これは‥読んでみたい!」と2冊同時に購入。


ページ数が多いので、「読むのに時間が掛かるかな?」なんて思っていたんです。

が‥、始まりの【序章】を読んで思い当たるところが多く、また読みやすく温かい言葉に引き込まれドンドン読んでいました。


毒親を持つ方だけでなく、親との関係に悩んでいたり、親として子供を育てている方など色んな方に読んで欲しいと思った1冊です。

今回は、この「不幸にする親」を読んで感じた、感想や気付きをシェアしていきたいと思います。

「不幸にする親」の全体像




「不幸にする親」は、アメリカで親や家族の不健康なコントロールや虐待を受けて育った人のセラピストを専門としている、ダン・ニューハースさんが書かれました。

心理セラピストとして「心理」を専門に活動されているので、精神的や感情的な部分がとても分かりやすい。しかも、書かれている言葉が穏やかで温かさを感じるのです。


私は強い口調や圧力を感じる言い方をされると、「怖い!」と感じて何も言えなくなってしまします。情けないくらい弱い私でも、この本は受け止めてくれてるように感じる言葉が多かったのです。
本を読みながら、セラピーされていたんでしょうか?(´∀`*)ウフフ

「不幸にする親」は3つのパートに分かれています。

  • <パート1>こういう親が子供を不幸にする
  • <パート2>問題をよく理解しよう
  • <パート3>問題を解決しよう



パート1で不幸にする親のタイプを知り、パート2で自分自身を理解する、そしてパート3で問題解決に向けていっています。

不幸にする親の種類は、次の8タイプです。

    有害な親の8タイプ

  • かまいすぎて子供を窒息させる親
  • 子供の幸せを取り上げる親
  • 完全主義者の親
  • カルトのような親
  • 支離滅裂な親
  • 常に自分の都合が優先する親
  • 身体的な虐待をする親
  • 責任を果たせない親



セラピストとしてたくさんの方と接してこられているので、本の中に載せられていているたくさんの事例には共感したり、過去を思い出すことが多いです。


有害な8タイプの親の特徴と、子供に起こる結果を最初に書かれているので、自分自身や親に当てはめて思い当たるタイプから読み進めました。ただ、当てはめて感じたのは8タイプほとんどに、思い当たる親の特徴があったんです。

特に、【5、支離滅裂な親】に書かれている内容は、子供の頃に封印していた思いや願いを呼び覚まされたように感じて、「あ~‥」と言葉にならない、胸の奥に感じる痛みと切ない気持ちになりました。

心が健康な親VS.コントロールばかりする親




上下に分け、8つの項目で態度を比べている、心が健康な親VS.コントロールばかりする親の表は、必見です!心が健康な親の項目は、ホントお手本にしたいくらいです。


私の母親をコントロールばかりする親に当てはめると、8つとも当てはまる部分があったので「やっぱりな~」と納得。とは言っても、過去の記憶を忘れているので、「何となくそんな気がする‥」と胸にチックっと来たものも含めているんですけど‥ね。(;^ω^)


心が健康な親の態度は、私が子育てをしていた6年間を振り返っていました。私の子育ても、コントロールばかりしていたことを痛感。2人の子供に、申し訳ない気持ちです。

「出産したときに知っていたら、子供の育て方が変わっていたのかな~?」とも思うので、これから子育てをするママさん・パパさんにも読んで欲しいと感じた部分です。


また「無実の罪悪感」を引き起こす思いは、コントロールばかりする親が、あなたや私に植え付けている【思いと真実】の10種類が書かれています。ハッ!と、目を覚ますことが多かった内容です。

  • 【思い】は自分が今まで当たり前に考えていたこと、思っていたことだらけで納得する内容ばかり。
  • 【真実】はコントロールされて気付けなかった部分を教えてくれています。最初は読んでも、理解できない部分もありました。それでも、日にちが経つと理解できる部分が増えたのです。



中でも【思い8】は、子供の時に置きたことを細かく覚えていないこと、について書かれてあります。


コントロールする親の、強力で目に見えない“禁止命令”が、ありのままに過去を振り返ってみることをブロックする


私も同じく覚えていないのでとても興味深く、「そうだったのか~」と少しスッキリしました。と同時に強力さに怖さも感じ、親にコントロールされていることを実感しました。

そして不幸にする親には、「実在する親」と「心の中に住む親」がいるんです。

「実在する親」と「心の中に住む親」




私たちは、生きている親と心の中にいる親の2種類の親を持っている、と書かれています。


私は正直なところ、心の中に住む親と言われても、あまりピンと来ませんでした。心の中に住むということは、友人たちとの思い出のような気がしていたからです。

それに、けなしたり、禁止したり、非難したり、やる気をくじくようなことを言っているのは、無意識から出る自分の声。声というよりも、無意識から出る思いの方が近い感じです。


地元に戻ってきてからの7年間で、母親のコントロールにどっぷりハマっていた私は、いつの間にか母親と自分を一体化し始めていたんだと思います。最低でも週に1回は母親と電話していたので、心の中に住む母親の声が自分の声だと感じていたんです。


自分の中に住む親が見えてきたのは、典型的な「12の手口」「真実のねじ曲げ」さらによくある関連性の例を読んでからでした。
母親と自分の区別が出来なくなるくらいにコントロールされ、自分自身がなかったことに気付くことが出来たんです。

健全な境界線とは?

自分のことと、相手のことを区別する境界線


母親にコントロールされて育った私は、母親が私のことを干渉してくると、「うるさいな~」と感じていました。そもそも境界線を知らなかった私は、侵犯されていることさえ分からなかったんです。


健全な境界線を引くと、「12の手口」を無力化させる7つの方法が載っています。今までとほぼ逆のことをする内容なので、「こんなことして良いの?」と驚きと罪悪感を感じました。

でも、「こんなことして良いの?」と思うことが、母親にコントロールされている事実ですよね。(;´∀`)


私には境界線を引くということが、母親のコントロールから抜け出すだけでなく、これからの人間関係にも大きく関わってくると思えたんです。

親しくなってくると、相手の気持ちを思いやるよりも自分の意見を押し付けてしまい、また束縛して相手の行動にいちいち口を出してしまう私。さらに、私は親しい友人でさえ信じられず、何かあると疑ってしまい関係が壊れてしまっていました。


境界線を引くために、親を一人の人として客観的に見ること自分と親を精神的に分離することが書かれています。いくつかの例が載っているので、方法と結果を知ることが出来て安心しました。

初めてのことは方法が分からないと、出来ないんです。(;^ω^)

あとがき

いかがでしたか?

「不幸にする親」は、親のことを書く時には親に寄り添って、子供のことを書く時には子供に寄り添って、両方の気持ちを代弁して書かれていると感じました。


不幸にする親も、子供の頃は被害にあっていた本人ですものね。そこは理解しても、自分の人生を取り戻すにはコントロールを断ち切って、心を安定させることが大事、と割り切った考えに変化することが出来ました。


コントロールについて知りたいと思っている私にとってはまさに、「コントロールについての教科書なのかも?」、と思えたこの本。

本の最後の章には「心を癒す9つの道」が書かれています。言葉とエクササイズが載せられていますが、私はこの言葉に何度も勇気をもらい、実践もしました。ここにも「心理セラピスト」ダン・ニューハースさんの温かさを感じました。

コントロールを断ち切るのは時間が掛かるので、どうしても気持ちが揺らいでしまう時があるんです。そんなとき「心を癒す9つの道」の中で、その時の気分に合った言葉を読んで癒されていました。


この本は期間を空けて読むと、自分の成長も感じられますよ。

最後までお読みくださりありがとうございます。